12星座の中で蟹座(かに座)に該当する人は、一般的に人懐っこく仲間思いと言われていますが、他にどのような特徴があるのでしょうか。
蟹座の性格や恋愛・結婚観、男女別の特徴、適職などを掘り下げていきます。
家族への愛情が強い
12星座はそれぞれ独立しているわけではなく、人の誕生と魂の成長という12のストーリーのいずれかに割り当てられています。
そんな12星座のストーリーの中で、蟹座のストーリーは「好奇心から外に出て、あれこれやって帰ってくるところ」。
そのため、蟹座を象徴する言葉には「家庭」「家族愛」などがあり、蟹座の人は家族思いで母性的な人が多いのだそうです。
実は二面性を持っている!
蟹座は心を開くのに少し時間がかかるが、一度殻を破ると、心を許した相手にはとても優しく接してきます。
相手が悩んでいれば、優しい言葉で励ましてあげたり、輪の下の柱になって支えてあげたりします。
その反面、裏切りには絶対的な容赦がなく、嘘をつかれたり、約束を守らないなどの不誠実な行為を嫌います。
また、嫌いな相手には途端に冷たくなるドライな一面もあり、二面性のある性格と言えるでしょう。
母性的で面倒見が良い
蟹座の性格は母性的で面倒見が良いため、時に良かれと思ってやりすぎてしまい、時にお節介と受け取られることがあります。時にはお節介と思われることもあります。
本人が周囲に迷惑をかけるほど、親目線で注意や説教をするケースもあります。
感謝されることが生きがいになる
お節介でも、誰かの悩みに親切にするのも、”ありがとう、うれしい!”という気持ちが大切です。
私たちは感謝されると人一倍喜びを感じ、感謝されることが生きる原動力となります。そのため、感謝されないと途端にやる気をなくしてしまうのである。
子どもが好き
蟹座の性格は一般的に家庭的なイメージを持たれがちですが、浮気願望は人一倍あります(笑)。
浮気願望はゼロではありませんが、それを補って余りあるほど子供好きです。
必要とされることに生きがいを感じており、子どもに頼られることに大きな喜びを感じている。
弁護士やタレントとして有名な橋下徹さんも7人の子持ちで有名ですが、彼の星座は蟹座です。
このことからも蟹座の人の子供への愛情が垣間見えます。
潤滑油のような役割を果たす人気者
蟹座は水のエレメントに属します。水のエレメントは、相手の気持ちに共感したり、自分の気持ちを理解してもらったりと、気持ちを大切にする特徴があります。
この性格を生かし、蟹座の人は相手の気持ちを推し量ったり、空気を読んだりすることが得意です。
職場や地域の集まりなど、多くの人が集まる場所では、人をまとめたり、雰囲気を和らげたりと、潤滑油のような役割を果たすことが多いようです。
主役より脇役タイプ
蟹座の人は、目立ちたがり屋というより、脇役に徹するのが好きで、あまり注目を浴びるのを好まない。
人前に出るとすぐに動揺してしまい、言えるはずのセリフを言いそびれたり、それほど暑くないのに大汗をかいたりしています。
用意したプレゼンの資料の説明がうまくできなかったり、結婚式のスピーチで噛んでしまったりと、あがり症による失敗を経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
実は繊細で傷つきやすい
良くも悪くも繊細な性格のため、実は人一倍傷つきやすいです。
何気ない一言に傷つき、悩んでしまうのは蟹座の特徴です。しかし、たとえ傷つくようなことを言われても、”なんでそんなことで傷つくんだ “というのが彼らの口癖です。
傷ついたとしても、それを表に出さないのは、冷たい目で見られるのが嫌だから。
顔で笑って心で泣いて、傷ついた心をこっそりこっそり癒すのです。
モノを捨てられない
蟹座の性格の人は思い出をとても大切にします。
そのため、写真や手紙、プレゼントなど、思い出が詰まったものをなかなか捨てられないのです。
思い出には、良いものもあれば悪いものもあります。
良い思い出を思い出すのは楽しいことですが、悪い思い出を忘れることができないと、必要以上に自分を苦しめてしまいます。
悪い思い出はなかなか捨てられず、マイナスの思い出を蓄積していくので、必然的にストレスも蓄積していくタイプと言えるでしょう。
財布の紐が緩い
蓄積されるのはストレスだけではありません。
トイレットペーパーやシャンプー、洗剤などの日用品も好んでため込みます。
ためないと気が済まないため、ついついストックを買い足してしまうのです。
新しいものや便利なものを欲しがる傾向もあるので、お金の出入りはかなり激しいです。
将来のために貯金するよりも、今すぐ買いたい!という気持ちが強いです。
貯金を貯めるのはあまり得意ではありません。
蟹座の男性の特徴とコツ
蟹座の男性は一見おおらかそうに見えますが、意外と細かいことにこだわる人です。
特に、排水口の髪の毛や食器の汚れなど、掃除や衛生面には気を遣います。
蟹座の男性を家に招くときは、丁寧にしっかり掃除することを心がけましょう。
また、蟹座の男性は家族思いの傾向があり、家族の悪口を言ったり、家族に悪口を言われたりすることを嫌います。
もし蟹座男性が親の悪口を言ったとしても、一緒になって悪口を言うのではなく、その時は「たまたま機嫌が悪かっただけかもしれない。」とか「そういう時もあるよね!」などとフォローを入れるようにしましょう。
そうすることで、相手のあなたへの信頼が高まります。
蟹座の男性は真面目で勤勉なので、仕事はそつなくこなしますが、出世欲は強くありません。
どちらかというと、仕事よりも家庭を大切にします。
そのため、過度な残業を求めたり、大きな仕事だけを任せたりと、仕事を抱え込みすぎないように注意しましょう。
ワークライフバランスを保てるよう、十分に配慮してあげましょう。
蟹座の女性の特徴とコツ
蟹座の女性は、感情のコントロールが苦手で、ついカッとなって周囲を困惑させることがあります。
しかし、根は穏やかで優しい性格なので、「気分屋さんだね」「二重人格なのかな」などは言わない方が無難です。
上のようなことを言うと、重く受け止められ、落ち込んでしまいます。
感情が激しいため、的確な判断ができません。
論理よりも感情で行動する傾向があるため、感情に流されやすく、だまされやすいです。
よく話を聞いた上で、相手が感情的になって冷静な判断ができていないと感じたら、正しい判断ができるように優しく説得してください。
このとき、厳しい態度で説得してはいけません。優しく説得することがポイントです。
また、蟹座の女性は情に厚く、母性的なので、頼られたり甘えられたりすることを喜びとしますが、実はかなり甘えん坊でもあります。
しかし、甘えることが苦手なので、素直に甘えられる状況を作ってあげることが大切です。
蟹座の恋愛傾向
自分からアピールする
蟹座は一途で恋多き性格です。
好きな人ができると、積極的にアピールしていきます。
相手の心をつかむために、どうすれば喜んでもらえるかを考え、あらゆる手段でアピールを始めます。
リサーチから行動まで、相手の心をつかむために努力を惜しまないタイプです。
真面目で誠実な人が好き
かに座の性格の人は、派手な人よりも、地味で真面目そうな人、誠実そうな人が好まれます。
基本的には黒髪が好き。気軽に付き合うのではなく、常に結婚を意識して付き合いたいタイプなので、相手だけでなく、その家族がどんな人なのかもとても気になります。
結婚を視野に入れ、お互いの家庭や将来設計を話し合えるような誠実な関係を好みます。
孤独感
寂しがり屋の蟹座の性格は、離れていると不安になり、とても寂しくなります。
好きな人とは、時間が許す限り一緒にいたいと感じるタイプです。
そのため、仕事や趣味など、それぞれが自分の時間を大切にするため、自立した大人の関係を保つことを好みません。
良くも悪くも依存心が強く、相手に没頭して一緒に多くの時間を過ごしたいと願っています。
自分のことを話すのは、脈ありのサイン。
蟹座の性格人は、会話上手な人が多いです。相手が話しやすいように話題を提供することができ、また、言われたことに反応するのも上手なので、会話がとても弾みます。
しかし、会話が弾んでいるからといって、必ずしも相手が脈ありとは限りません。
注意すべきなのは、会話が盛り上がっているかどうかだけでなく、蟹座の人が積極的に自分の情報を発信しているかどうかです。
聞かれてもいないのに、過去の恋愛や家族の話をし始めたら、あなたに対して脈ありのサインです。
ロマンチックなデートをしたい
仕事や生活では真面目で冒険を好まない蟹座ですが、恋愛では「ちょっと冒険してみたい」という気持ちが心の奥底に潜んでいるようです。
少女漫画に登場する歯並びや壁ドンといったシチュエーションに、密かな憧れを抱いています。
少女マンガに出てくるようなシチュエーションは難しくても、美しい夜景の中で愛を語ったり、ラブソングを歌ってあげるなど、ロマンチックな仕草には弱いので、恥ずかしがらずにロマンチックな雰囲気を演出してみてはいかがでしょうか?
蟹座の人にアプローチしたい場合
蟹座の性格の人はとても慎重で、蟹の甲羅のように硬い鎧で自分の心と体を守っています。
その鎧を力ずくで破ろうとすると、カニのハサミが入ります。
なので、最初から力任せにするのはよくありません。
まずは、黒髪で真面目そうな蟹座の人に姿を変えて、挨拶をしたり、わからないことを質問したりしながら、徐々に距離を縮めていきましょう。
そんな地道な努力を続けているうちに、蟹座の人が自分のことを話し始めたら、それは相手があなたに注目し始めた証拠です。
タイミングを見計らって、デートに誘ってみてください。ただし、まだ付き合っているわけではないので、基本は “さりげなく “誘うことです。
例えば、「〇〇が好きって言ってたよね?実は、私も好きなんだけど、一緒に行ける人がいないんだ。」
などと、わざとらしいかもしれませんが、一緒に出かける口実を作って、デートに発展させと、いいかもしれません。
蟹座の結婚観
蟹座の人は家で過ごすのが大好きです。
そのため、家の中は常に快適にしておきたいと考えているので、料理や掃除、片付けなどの家事も苦になりません。
しかし、彼らにとっては家事でなくても、いつも自分だけがやらされ、感謝の言葉すらないと、次第に不満が募り、ある日突然爆発してしまうのです。
蟹座は感情の起伏が激しく、嫌いな相手にはすぐにシャッターを下ろす傾向があるので、蟹座の献身的な姿勢に甘えすぎるのは厳禁です。
蟹座は家で過ごすことを強く望んでいるので、楽しい会話をしながら一緒に料理を楽しんだり、「この服、もう捨てたほうがいい?などと相談しながら一緒に服を着替えるなど、何気ない日常を大切にしてくれる人が好きなようです。
イベントやレジャーなどの特別な日だけでなく、日常生活の喜びも共有できる関係を築きたいと考えています。
お互いの家族を大切にする気持ちを強く持ち、どんな困難も二人で手を取り合って乗り越えていけるような結婚生活を理想としているようです。
蟹座の人の適職
蟹座の守護星は「月」です。月は母性と裏方を象徴しています。
子供好きで人を育てる力があるため、教師や保育士、人を陰で支えるという意味では調理師や看護師などの仕事も向いています。
また、日常生活に関わる仕事とも相性が良いので、スーパーや雑貨屋、不動産、インテリアなどの仕事も向いていると言われています。
蟹座の人は、論理的思考よりも直感的な性格。そのため、理論を構築する仕事よりも、自分の感性を存分に発揮できるクリエイティブな職業に就くと喜ばれるでしょう。
また、仲間意識が強いので、一人で頑張るよりも、チームで協力し合って仕事をするのが得意です。
蟹座は仲間思いで頼りになる!
蟹座は人の好き嫌いや感情の起伏が激しく、ヒステリックになることもありますが、根はとても温かい人です。
家族や友人を人一倍大切にするので、味方につければとても心強い存在になるはずです。この記事を読んで、蟹座の方ともっと仲良くなれるといいですね。